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真木あかり

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まきあかり
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ひとりで占える!コイン占い
個人鑑定の枠をあまりたくさんお出しできずにおり、申し訳なく思っています。依頼したかったけれど売り切れで、でもお悩みはもう抱えきれなくて……そんな方がいらっしゃったら少しでもお力になれればと思って、おひとりでも占っていただけるコイン占いを書きました。短いメッセージになりますが、解決までのご参考にしていただけたらと思います。(もちろん深刻なお悩みでなくてもお使いいただけます)
3月10日
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生きる力をやしなう言葉
やたら口を出してくる人間というものがいる。そういう人間に限って、申し合わせたように有益なことを言わないのはなぜなのか。その口縫い合わせてやろうか。と面白がっていられるのは傍から見ている場合で、これが当事者になるとたまったものではない。聞き流していても、心のなかには言われた言葉がヘドロのようにべったりとくっついていく。あんな人、と思っても気持ちは暗くしぼんでいく。言葉がリフレインするたびに、心はすり減っていくのだ。こういったときに唱えるといい3つの言葉をご紹介したい。「知らんがな」「あっそう」「へー、ほー、ふ〜ん」である。大事なポイントは下記の2つ。ただスルーして終わりではない、ということを覚えておいていただきたい。①心のなかで言う②波立った心を、創造に向けるまず①については、「なんとなく思う」のではなく、心のなかでしっかり言っていただきたい。人は「気にしないようにしよう」という意思ではなかなか気にしないようになれない。悲しいものは悲しいし、傷ついたら痛い。嫌なことをされた側がなぜ大人にならねばいかんのだ、と怒りの感情すら湧いてくる。でも「知らんがな」の5文字を、「あっそう」の4文字を心のなかではっきり言うと、意外とダメージは少なく済むのだ。そして大事なのが②である。私は単純に、その場を受け流して終わりとは思っていない。いくら「知らんがな」と思っても、永遠に受け流せるほど心は単純ではない。怒りや悲しみで心がザワッと波立った、そのエネルギーを「また言わせないためには何をするか?」という発想、創造的行動に向けるのだ。仕事であれば、実力を身に着けて「お前の言うことなど痛くもかゆくもないわ」と思えるように頑張る。思い切って転職をして、自分がのびのび働ける場所に移る。ハラスメントの証拠をまとめ、しかるべき場所に提出する。まあなんでも良いのだが、ただ「耐える」だけでない選択肢を、全力で作っていくのだ。とはいえ、こうした行動にはエネルギーがいる。傷ついたりショックを受けたりした心では、こうした「心の体力」がどうしたって出にくい。だから、「知らんがな」なのである。変な意見を真に受けず、まずは言葉で自分を守る。そして、心の体力がある状態をキープしながら、苛立ちすらも燃料に、今よりいい状況にしていく。「窮鼠猫を噛む」なんて、つまらないではないか。窮する前の元気な鼠のうちに、追い詰めるような猫なんて相手にしないで、力強く街を駆けて幸せを目指すのだよ。(宣伝)タロット占いのコンテンツがリリースされました。
9月17日
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何をしたらラッキーか?「行動」について考える
「行動を起こすことが大事です」雑誌でもWebでも、どこの占いにも書いてある。私も5億回くらい書いた。というのは真っ赤な嘘だが、数え切れないほどには書いた。もう見ただけで「また行動かよ!もういいよ行動!」と思う人もいるかもしれない。「具体的に何をすればいいですか?」「○○も行動に入りますか」など、ご質問の多いテーマなので、個人的な見解を書いておきたい。上記のようなご質問をいただいた際、私は「この分野で行動を」くらいのふわりとした着地でご説明することが多い。たとえば仕事なら「人と会話することでチャンスが生まれる暗示。キーマンは年上の人」といった感じである。あとは、自分の心に浮かんだことを実行していただくことが重要と考えているからだ。なぜ、ふわりとした着地を目指すのか。占い師なら微に入り細に入りアドバイスするものだろう、と思われる方が多いのは知っている。具体的に指定してほしい、そうでないとわからないと言われたこともある。ただ、それって「命令」とか「指示」であって、占いではないのではないかと私は考える。ただ体を動かすことが大事なのではない。ほんとうに大事なのは「その先」なのだ。人は自分で決めたことだから頑張れる。心理学でいう、内発的動機づけというやつである。頑張れるから、これと思うものに近づきやすい。頑張れるから、折れにくい。頑張れるから、周囲も応援してくれる。結果、望んでいたような幸福を――ときに望んだ以上の幸福を、つかむことができる。仕事を例にするとわかりやすい。上司に言われたことをそのままやれば、仕事は進む。ただ、「それだけ」に終わりやすいのだ。上司がいなければ何もできない、という状態に陥ることもある。自分の頭で考え、どうしてそれをやるのか掘り下げ、試行錯誤しながら食らいついていったほうが実力になる。運もよく似ている。私は人を動かしたいわけではない。ましてや占いがないと何もできない、という状態にしたいわけでもない。その人がより良い人生を生きていくためのいい流れに乗ることを、応援したいのだ。そのための、心の筋肉づくりのような関わり方が良いのではと今(2020年秋)は考えていて、勝手ながらふわりと着地させていただいている。さて、行動することをなぜお勧めするのか。占い師によってさまざだまだと思うが、私がお勧めする理由は、“待ちの姿勢”でいると幸運にヒットする可能性が限定的だから、ということに尽きる。人、モノ、機会。動けば、当たるのだ。全部が全部、自分向きの行動とは限らないし、なかには動いたからこその失敗もある。たまに道を踏み外してそのまま転がり落ち沼にダイブ、なんて複合的な悲劇もある。それでも動くことで幸運の絶対量は増えるし、環境は変るし、人がチャンスを運んでくれる可能性も増える。ダイブした沼……と思っていたらアラいい感じの温泉、みたいなミラクルが起こるのが人生である。運命が動くというのは、こういうこと。さらにいえば、人は幸福を望むとき、その時点での自分の想像の範囲でしか望むことができない。「やばいw私、こういうの合ってなかったわwww」というのは、経験によってしかわからないのである。これが絶対幸福、と思うものを経験によってちいさくちいさくチューニングしながら、今思う幸福の像をブラッシュアップしていく。それが人生なんじゃないかと思う。「そもそも、行動とは何か?」というご質問もいただくので書いておこう。私が書くものにおいては、「あることを行う」、という辞書的な意味で使っている。体を動かして何かをすること。もしできないのなら「動きたくなる何かをする」ことも、立派な行動のうちだ。「どんな行動なら正解か?」については、申し訳ないが特にない。そりゃあもちろん手が後に回るようなことは行動に移さないので欲しいのだが、人生はテストではないから。でも「自分の世界で完結すること」ということだけは大事にして欲しい。「(あの人が褒めてくれるかもしれないから)仕事を頑張る」「(あの人に好きになってもらえるかもしれないから)この服を選ぶ」などと、他人の世界を行動に盛り込むと、視界にはどうしたって霧がかかってしまう。ついついカッコの中身を考えてしまうのが人間ではあるけれど、思い切って外してみたい。その視界というのは実に明るく自由で、素敵なものだから。(宣伝)タロット占いのコンテンツがリリースされました
9月16日
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勇気の出しかた
行動に出る勇気が出ません、というお言葉をよくいただく。勇気を出すにはどうしたらいいですか?といったご質問を受けることもある。「それはほら、プロレスラーの……」とボケをかます、ということはもちろんなくて(それは猪木)、鑑定であればその方が持って生まれた星回りや、そのときどきの運勢を読んで個別の答えをお伝えする。友人が相手であれば話を聞いて励ましたりもする。ここでは自分なりに、経験から考えたことを書いてみたいと思う。勇気を出す状況というものを考えてみると、恋でも仕事でも、成功の確率が読めないときだ。そして「絶対うまくいくだろう」と思えるときではなくて「だめかもしれない」という思いが心の大部分を占めているときだろう。「よし今から勇気を出すぞ」と思ってにわかに出したり、「勇気・元気・猪木!」などとガッツポーズを決めたりはしない。そこにいるのは、結果におびえる弱くて小さな自分。でも、「これしかないんだ。やるんだ」という強い思いを「勇気」と呼ぶのだろうと私は考える。たとえば恋であるならば、思いを伝えるとき。結果におびえる弱くて小さな自分は、「なんかもう何かがどうかして奇跡が起きて、相手から告白でもしてくれたら」と考える。「もしダメだったとして、今後どんな顔で会えばいいんだよ」と先々の心配をする。「ダメだったら傷ついて立ち直れないかも。ここのところ3回連続でカスをつかんだからもう傷つくのは勘弁」と過去の戦歴まで振り返る。念のために言うとこれは全部、かつての私が考えたことである。大事なものはたくさんある。自尊心とか、心の安寧とか、体面とか。それらが手に入れたい何かよりも大事なうちは、勇気はなかなか出ないんじゃないだろうか。傷つく、動揺する、カッコ悪い。仕事や社会的な何かなら、お金や住む場所を失うことかもしれない。人生についてのことなら、時間や自由をなくすことかもしれない。そうなるかもしれないとわかっていてもなお「ダメでもいい。どうにかする、そんで生きてく」と思えたとき、そこにあるのが勇気ではなかろうかと思う。自尊心も、心の安寧も、体面も、大事なもの。簡単に優先順位を下げられるものだなんて、私は思わない。自分のものだもの、大事にしたほうがいいのだ。でも、たとえば勇気を出したくても出ないとき、意気地なしだと自分を責めたりするのはまるで無意味だ。そんなことをしても、自分というものは余計に萎縮してしまう。勇気どころの話ではない。もちろん猪木でもない。それよりも今、自分のなかで何の優先順位が高いのかを振り返ってみると、ヒントが見つかりやすいだろうと思う。今は自分がかわいいよね。体面、まだ気になるよね。そんなふうに自分と語らいながら、「ダメでもいい。どうにかする、そんで生きてく」と思えるように、したたかに作戦を練ってみる。勇気はそんなふうに獲得していけるものだと、いろいろなものにおびえて暮らす弱くて小さな私は考えている。(宣伝)タロットカードのコンテンツが公開されました。
9月15日
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