ご質問ありがとうございます。あなたの前世は彼と愛し合った平安の姫君でした。平安時代、素晴らしい和歌の読み手であったあの人。貴公子としても名を馳せました。そんなあの人が、愛したのがあなたと言う姫君だったのです。2人は、強く愛し合い、結婚しました。ですが、その当時は、一夫多妻制があたり前だった時代です。 　しかし、あの人はあなただけを妻としたのです。そのような過去世を持っているために惹かれてしまうのも当然のことでしょう。愛し愛されすることはあたりまえのことなのです。 　今後、あなたたちには不意に訪れる危機がやってくるでしょう。それは彼が転勤するなどの別離の形のようです。しかし、そこで嘆いてはいけません。あなたと彼を試すできごとでしかないのです。 　二人は不思議な縁でお互いに「必要だ」と思いはじめるでしょう。その一方で彼の世界にも変革がやってきます。それは彼の社会的地位、そして築いてきた世界が変わっていくということです。 　あなたはこれから試練を受けるかもしれません。しかし、霊視の結果は「慌てて動いてはいけない」と告げています。彼を思い、そして逢瀬をかさねているうちに、彼の前世の記憶によってあなただけを妻としたいと望みはじめるからです。 　岩のように動かず、そして川の流れにも耐える二人の愛がこの先見えているのです。