粥を使った占いです。 粥占い自体は日本各地の神社で祭礼として行われており、多くはその年の天候や作物の豊凶などが占われます。 もともとは各神社ごとに秘儀性の高い占術ですので、当占いはそれらの占術の民俗学資料を元に独自で実験的に行うものであることをご承知ください。 粥占いは、炊いた粥の中に棒を入れてかき回し、棒についた米粒の数で占うものや、竹管を米や穀物とともに煮たのち、管を割いて中に入った粒の数を数える、いわゆる管粥・筒粥と呼ばれるものがあります。 また、九州北部に分布する粥占いは上記のものとは異なり、粥を数日間放置してカビの生え具合で占うものが多く残されています。 この、管筒・カビのいずれかを使って見ていきます。 _________ 申込みに際して 1.管筒、カビのいずれかをご指定ください。 2.占う内容を一つご指定ください。 _________ 注意 ・気候によって準備に時間を要する場合がございます。予めご了承ください。 ・占いの結果の画像が必要な方はお申し出ください ・鑑定後の質問は1往復お受けします ・生死や病気にまつわるご相談はご遠慮ください ______ 参照文献 中西裕二「民間信仰と正当性の所在--粥占という事例から (民俗文化形成過程のダイナミズム研究)」『福岡大学研究部論集 A 人文科学編』第5巻第6号、福岡大学研究推進部 中西裕二「民間信仰における信仰と外部性 : 民俗調査からの再考(<特集>宗教批判の諸相)」『宗教研究』第82巻第2号、日本宗教学会、2008年、571-592頁 もっと見る